杉岡 裕文

熱錬部 製造第二課第三工場 主任
2008年入社/岡山科学技術専門学校卒

熱処理は材質の違いや処理内容など条件で大きく変化。
経験とスキルを重ね最適な組み合わせを追求。

私は熱錬の中でも、ケース炉での浸炭・浸炭窒化・無酸化処理などの業務を行っています。難しいところは材質や材料、大きさだけでなく、配置の仕方等によって焼き入れが変わることです。また、品質と同時に納期とコストの両面を視野に管理していくことが求められます。熱処理は、これらの条件を組み合わせ求められる基準をクリアしていく奥の深い仕事です。今では材料を見ただけで硬度の有無も瞬時にわかるようになりました。今後は経験、スキルを重ね若手に技術を伝承し育成できる立場になっていきたいと考えています。

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