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地域のため、お客様のため、そして一緒に働く社員たちのために

代表取締役 来山 尊


環境への配慮と地域貢献を企業の使命として

pict01私たち光陽産業が今の笠岡の地に根を下ろして半世紀以上。お客様のニーズにきめ細かく対応できる生産拠点を目指して事業の拡充に努めて今に至ります。その間、安定成長こそ経営者の役目と邁進してまいりましたが、企業の社会的責任という点では認識不足が否めず、その反省を生かすべく早速できることから取り組みを始めました。

まず、粉塵対策として熱処理後の工程であるサンドブラストという処理を廃止しました。次に、煙突から出る黒い煙や異臭については、使用する燃料を石油からクリーンなエネルギーの天然ガスに転換。今では有害物質はほぼ発生していません。

騒音対策としては、操業時の機械音は完全に無くすことはできませんが、操業開始時間を遅らせることで対応しています。24時間操業の工場に関しては、音を吸収する壁を採用して、外への音漏れを防止できる構造に変えていくことを検討しているところです。

今後、新しい工場を建設する際には、建屋に防音対策を施し、境界と接する敷地内には植樹していくといったことも必要になるでしょう。それについては、地域の皆様と事前に対話をして進めてまいります。新たに購入した隣地の造成を機に始まった地域との交流を大切に、地域への貢献、地域社会との共存を光陽産業の使命の一つとして掲げ、しっかりと取り組くんでいく考えです。

リサイクル性の高い“鉄の可能性”を社員と共に

pict02企業の社会的責任の中には、このような環境への配慮や地域社会への貢献のほかにも、事業活動そのものを通して社会的価値を創造することや、持続可能な社会の実現に取り組むことも含まれます。

私たち光陽産業が扱う鉄という素材は、約3500年もの歴史を持ち、社会のインフラをしっかりと支える鋼材として今もなお、あらゆる場面で役割を担い続けています。特に、リサイクルできる環境適合性は鉄の大きな特長であり、また、鉄にさまざまな付加価値を与えられるのも大きな強みです。光陽産業はこの“鉄の可能性”を発展させ、広く社会に貢献できる存在として努力を続けていきたいと考えています。

また、そのためには社員が十分に力を発揮できる環境がなくてはなりません。人材の育成だけでなく、職場環境の改善も重要なテーマとしてとらえ、自動化・ロボット化を進めて作業負担を減らすとともに、安全対策にも力を入れています。

地域のため、お客様のため、そして社員のために。光陽産業と関わる多くの皆様とともに歩みを進め、今以上に信頼され必要とされる企業を目指し、豊かで持続可能な社会を実現していくことを、ここにお約束いたします。


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