品質管理

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Quality Control

品質維持への真摯な取り組みが確かな品質を生み、高い信頼を築く

光陽産業の製品や技術は、「安全を担う」役割を果たすためのものが多くあります。
それだけに品質維持を最大の使命とし、検査工程や設備の充実に努めています。

圧延/検査工程

中間検査と出荷検査の2つのプロセスで行う「目視検査」と「寸法検査」に加え、設備の面でも厳しい検査を実施しています。

熱錬/検査工程

お客様との取り決めに応じて、一品ごとに厳密な作業工程の管理と検査を実施。
検査を担当するスタッフは全員が熱処理技能士の有資格者と万全の体制です。

主要検査設備

設備 台数
ロックウェル硬さ計 5
ビッカース硬さ計 1
マイクロビッカース硬さ計 2
ショアー硬さ計 4
ブリネル硬さ計 3
キングブリネル硬さ計 1
金属顕微鏡 2
磁気探傷機 1
万能試験機 1
成分分析装置 1

ISO9001やJISの取得をはじめ、
大手メーカーの認定を受けるなど
高い評価を獲得しています。

光陽産業の高い品質管理体制は、さまざまな品質認証の取得でも証明されています。品質保証の国際規格であるISO9001をはじめ、圧延工場では伸鉄業界初となるJIS G 3101(一般構造用圧延鋼材 SS400)を取得しています。


認定取得会社

株式会社小松製作所、小松ユーティリティー株式会社、リョーノーファクトリー株式会社、いすゞ自動車株式会社、コベルコ建機株式会社、クボタ株式会社、三菱重工業相模原製作所、住友建機株式会社 ほか



万能試験機

島津製作所製の油圧式材料試験機。油圧ピストンの加圧により試験対象材料に引っ張り・圧縮などの荷重を掛け、変計量などを正確に測定。製品の強度の算出に用います。(秤量:300kN)

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組織検査

顕微鏡による組織検査は、品質確認や異常時の原因究明には欠かせない検査です。ただし、この検査は製品を切断しなくてはならず日常的に行うことはできません。だからこそ検査には並外れた知識と観察能力が求められます。

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ブリネル硬さ試験

丸棒、鋳造品など、素材の熱処理加工後の品質チェックに用いられる試験機です。超硬合金球を対象物に押し当てて加圧。その凹み跡の直径によって対象物の正確な硬度を測ります。

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マイクロビッカース硬さ試験

金属組織の硬さや浸炭処理後の浸炭の深さの測定などミクロ単位での硬さの測定を行います。試験するためには被検査品を試験片に加工する必要があり、手間のかかる作業ですが品質確認のためにはなくてはならない試験です。

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ロックウェル硬さ試験

鋼球か円錐形状のダイヤモンド圧子を、基準加圧を加えた後にさらに荷重をかけて対象に加圧。その押し込み深さにより硬さを測定する試験方法。主に小物部品や完成品の測定に用います。

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成分分析装置

アルゴンガスのスパーク放電により金属の励起状態を作り出します。その時の発光パターンを分光器で分析し、対象の詳細な成分解析を行う試験機です。その精度は微量元素の検知も可能です。

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磁粉探傷試験機

非破壊検査法の一種で強磁性体の材料のみ検査可能です。磁化された材料に蛍光磁粉をかけ、ブラックライトに当てることで、材料表面の欠陥を探し出すことが出来る装置です。

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