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挑戦心あふれる人材を迎えて育成し、イノベーションに満ちた組織風土づくりへ

代表取締役 来山 尊


生産設備の全面更新、ものづくりの日本回帰は大きなチャンス

pict素材としての「鉄」の歴史は古く、長い時間の流れの中で私たちの生活や産業にさまざまなカタチで溶け込んできました。今なお当たり前のように使われ続けていること、そのものが「鉄」の素材としての優秀性を示しています。この優れた「鉄」という素材にさらに付加価値を与えたい、それが光陽産業のめざすテーマです。

そのためには、いかにしてイノベーションに満ちた組織風土を作っていくか。経営者としての私の役割はそれに尽きます。現在、圧延事業の生産設備を全面更新するプロジェクトを進めていますが、治具のセッティングの自動化など、これから作り上げていく新しいラインは、今までとは全く違うラインになる予定です。

このプロジェクトでは、検討段階から若手が参加し、意見を吸い上げて進めています。これから品質を安定させ、効率的なラインにしていくのも若手たちが中心。自分たちで面白がってライン化を進めてくれることを大いに期待しています。

外に目を向ければ、日本でないとできない品質や精度の高さを求めて、海外から日本への回帰が始まっています。この変化にちょうどミートするのが、高精度・小ロットを得意とする光陽産業のスタイルです。イノベーションに大切なのは、こうした変化を自らのチャンスと感じ、チャレンジすること。それができる組織づくり、そして人づくりこそが、私の果たすべき役割であると考えています。

文系も理系も、一から技術を身につけて活躍できます

pict光陽産業の事業を見て、みなさんの多くが理系の仕事だと思うかもしれませんが、決してそうではありません。文系の圧延工場長、文系の熱錬課長がいるように、圧延も熱処理も学校で専門的に勉強した人はほとんどいません。圧延の冶金という分野も、熱処理の分野も、それが学べる金属や材料関係の学科というものが意外とないのです。

そういう意味で、学校や大学で勉強したことがストレートに当社で使える人はむしろ少なく、多くの社員が文系出身で頑張ってくれています。みんな同じスタートラインからの出発がほとんどですから、心配はいりません。

入社後は、先輩たちもそうだったように、先輩が後輩に一から技術や知識を教えていく体制のもとで仕事を学んでいきます。その中で、「鉄」の持つ性質や可能性を「面白い!」と思うことが仕事へのやる気を育て、熱処理技能士の資格取得にもつながっていきます。

圧延には公的資格はありませんが、社内でレベル設定を行い、専門技術や知識の向上を人事考課に反映させ、プライドを持ってお客様に誇れる製品づくりをサポートしています。しかし、圧延も熱錬も人づくりに関してはまだまだ発展途上です。奥深い「鉄」の仕事の面白さをどう伝えるか、また社員のモチベーションを上げるにはどうすればいいか。今以上により良い仕組みを考え、継続性のある成長力を生む組織づくりをめざしていきたいと思います。

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